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適性試験CountDownメールマガジン『Last30Days』
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No.30
LEC東京リーガルマインド 法科大学院事業本部
『Last30Days』はいよいよ直前に迫った適性試験向けの期間限定メールマガジ
ンです。
5/24より毎日配信に変更になりました。(土日も発行致します)
日弁連法務研究財団主催の適性試験は6/8(日)実施です。
その直前の6/7(土)まで続くこのメールマガジンと共に、日弁連・大学入試
センターの適性試験を乗り切りましょう!
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★1 永野講師からのメッセージ
★2 前回の解説
★3 本日の1問
★4 本日の解説
★5 編集後記
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▽本メールは等幅フォントに最適化されております▽
※本メールアドレスにご返信いただきましても、お答え致しかねますので
予めご了承下さい。
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★1 適性試験コラム
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こんにちは、永野です。いよいよ今回のメルマガで最後になりますね。
試験を間近に控え不安を感じている方もいるでしょうが、そういう方は、これ
までの努力を思い出してください。
自分がこれまでがんばってきたことを思い出せば、きっと落ちつくはずです。
報われない努力はありません。本試験は、その成果を発揮する場所です。
では、明日の本試験はがんばりましょう!!
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★2 前回の解説
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前回は、日弁連の本試験へ向けて論理系の問題を出題しました。
みなさん、短時間で解けましたでしょうか。
では、解説をはじめます。
<前回の問題文>
銀行の体力を示す指標に自己資本比率(※)がある。不良債権問題が世間を賑
わせているが、その処理が進むにつれて自己資本を取り崩す必要が出てくる。
自己資本を減らすと自己資本比率が下がり、やがて体力がないとみなされて営
業停止命令を受けるだろう。
そのような事態を招かないようにするため、銀行は企業への貸し出しを行わな
いようになる。よって景気は悪化する。
※ 自己資本比率=自己資本÷銀行の全貸出金
この定義は厳密なものではないが、解答には影響がない。
以下の記述のうち、いずれが上記の文章に対する最も有効な反証となりうるか。
(1) 景気の浮沈を決める要因は個人消費であって、企業の設備投資ではない。
(2) 新規の投資が減ることによる波及効果は、計り知れないほど大きい。
(3) 景気が悪くなれば資金繰りが悪くなる企業が増えるので、不良債権は増え
る。
(4) 企業以外への貸し出しを増やせば、自己資本比率は下がらない。
(5) 株式市場の整備が進まないため、企業は銀行借入に依存している。
正解:1 【出題カテゴリ:大前提を弱体化する問題】
本問では「銀行は企業への貸し出しを行わないようになる」ということを小前
提として「景気は悪化する」という結論を導いている。ここで、大前提は「銀
行による企業への貸し出しが行われないと景気は悪化する」といった内容にな
るはずである。
この大前提を否定するものが、主張に対する最も有効な反証となりうる。そし
て、この銀行による企業への貸し出しは企業の設備投資のためになされると考
えられ、設備投資が景気の浮沈を決定する要因でないとすれば、この大前提は
否定される。
よって、正解は(1)となる。
(1) 正解。上述の通りである。
(2) 不正解。投資が減ることで景気に与える影響が大きいならば、銀行貸出減
少が景気悪化に与える影響の説明への補強材料となる。
(3) 不正解。景気悪化→資金繰り悪化→不良債権増加、という流れは銀行貸出
減少後に景気が悪化した「後」の話である。
(4) 不正解。本文は自己資本比率の低下→銀行が企業に貸し渋り→景気低迷と
いう論理展開である。確かに、自己資本比率が低下しないといえれば、本文
の論理を弱体化させるといえる。しかし、本肢は「企業以外への貸し出しを
増やせば」という条件つきであり、本文には銀行が企業以外への貸し出しを
増やしたという記述はない以上、本肢から必ずしも自己資本比率が低下しな
いとはいえない。
(5) 不正解。企業の銀行貸出に依存する度合いが大きければ、貸出を減らされ
た途端、資金繰りが悪化するだろう。とすれば、景気が悪化する可能性がむ
しろ高いといえ、本文への反証となるものではない。
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★3 本日の1問
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今回が、このメルマガ最後の問題になります。
明日の本試験へ向けて、論理系の問題を出題しますので、実際に解いてみてく
ださい。
なお、今回の配信が最後となりますので、回答はこの下に掲載してあります。
<問題>
高速道路や工場の垣根には、キョウチクトウという木がよく用いられている。
これはキョウチクトウが排気ガスなどに含まれる有害物質を吸収せず、そのよ
うな物質に強いことによる。しかし、キョウチクトウには青酸カリよりも強い
毒が含まれている。そして、それが放出されると非常に危険である。垣根にキ
ョウチクトウを用いた場合、その垣根が壊れると毒が放出される恐れがある。
したがって、高速道路や工場の垣根にキョウチクトウを用いることは避けなけ
ればならない。
以上の見解を成立させるためには、以下のどの条件を補ってやるのが最も適切
か。
(1) キョウチクトウと同程度に有害物質に強く、猛毒を含んでいない木も存在
する。
(2) 普通の木ならば排気ガス等を中に貯えてくれるから、利用者がそれを吸っ
てしまう恐れが小さい。
(3) キョウチクトウの猛毒に効く解毒剤が存在しない。
(4) 工場や高速道路のような危険な施設には高い塀を設けるべきで、垣根だけ
ですませるべきでない。
(5) 高速道路や工場では事故により垣根が壊れることがある。
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★4 本日の解説
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今回の問題は、論理系のうち「補強」に関するものでした。
このタイプは頻出ですので、十分注意してください。
では、解説をはじめます。
正解:5 【出題カテゴリ:大前提を補強する問題】
本問では、「垣根にキョウチクトウを用いた場合、その垣根が壊れると毒が放
出される恐れがある」という小前提から、「高速道路や工場の垣根にキョウチ
クトウを用いることは避けなければならない」という結論を導いている。ここ
では、毒を放出する恐れがある材料は危険であるから用いるべきではないとの
大前提が介在していると考えられる。ここで、毒を放出するのは、垣根が壊れ
たときであるから、絶対に垣根が壊れないのであれば、危険は生じないので、
かかる結論を維持できなくなる。そこで、大前提に、垣根が壊れる可能性があ
ることを指摘する条件を補ってやるのが最も適切であるといえる。
よって、正解は(5)となる。
(1) 不正解。本肢の通りであるとしても、キョウチクトウの垣根が壊れず、人
に作用する危険がないのであれば、そのような木をキョウチクトウの替わり
に用いる必要はない。したがって、本肢の条件を補っても、本文の論理の飛
躍を適切に埋めているとはいえない。
(2) 不正解。本肢は毒に関係のない事項である。それゆえ、論理の飛躍を埋め
られるとはいえない。
(3) 不正解。本肢はキョウチクトウの利用を避けるべきとする一般的理由であ
り、なにも高速道路や工場の垣根に植えられている場合に限った話ではない。
(1) で述べた通り、毒が人に作用しないのであればキョウチクトウを垣根に
用いても問題はないのであるから、本肢の条件を補っても、本文の論理の飛
躍を適切に埋めているとはいえない。
(4) 不正解。本肢は毒に関係のない事項についてであり、論理の飛躍を埋める
ものとしては適切でない。
(5) 正解。上述の通りである。
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★5 編集後記
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適性試験の学習お疲れ様でした!
本日にて『Last30Days』は配信終了となります。
厳選した合計30問を配信してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今日は早めに寝て、明日の試験に臨みましょう。
このメルマガで勉強した適性試験のコツをしっかりと理解していれば、必ず得
点アップにつながります。
明日はこれまでの学習を信じてがんばってください!
最後にはなりますが、適性試験カウントダウンメールマガジン『Last30Days』
に本日までお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。
LECではこうした企画を続々発信していきますので、是非法科大学院サイト
を今後もチェックして下さいね!
皆様の本試験でのご武運をお祈りしております。
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