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適性試験CountDownメールマガジン『Last30Days』
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No.11
LEC東京リーガルマインド 法科大学院事業本部
『Last30Days』はいよいよ直前に迫った適性試験向けの期間限定メールマガジ
ンです。平日に毎日配信しています!(土日は休刊致します)
日弁連法務研究財団主催の適性試験が6/8(日)にあります。
その直前の6/6(金)まで続くこのメールマガジンと共に、日弁連・大学入試
センターの適性試験を乗り切りましょう!
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★1 永野講師からのメッセージ(適性試験コラム)
★2 前回の解説
★3 本日の1問
★4 編集後記
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※本メールアドレスにご返信いただきましても、お答え致しかねますので
予めご了承下さい。
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★1 適性試験コラム
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こんにちは。今日のコラムは心構えについて。
「適性」試験という名称であるせいか、模試などで思うようにスコアを残せな
い時に「自分には法曹としての適性がないのでは…」と、否定的に考えてしま
う方がいらっしゃるようです。
ですが、適性試験はあくまで法科大学院への提出資料の一つにすぎません。
適性試験の結果だけが「法曹としての適性」を図るものではないわけです。
あまり考え込まず、楽しみながら勉強していきましょう。楽しくなければ何事
も身につきません。
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★2 前回の解説
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前回の問題は、「同じ誤りを犯しているもの」を選ぶものでした。
時間がかかったと思いますが、最初はそれでもかまいませんので、確実に正解
できるようにしてください。
慣れてきたら時間を意識するとよいでしょう。
<前回の問題文>
近年、A分野に関する新たな事典の発行が相次いでいるが、それらの編集代表
者たちが意図しているのは、その分野についての知見が世に広まることでもな
ければ、学問の発展などでもない。彼らの動機はただ1つ、学会での主導権の
掌握である。
自らの編纂した事典が出版界での主流となれば、学会での主導権を握ったも同
然となるため、彼らは事典作りに躍起になっているにすぎないのだ。
そんな事典など、一顧だに値するものではない。
上の文章と論理展開上、同じ誤りを犯しているものを1つ選べ。
(1) 家族愛を強調する評論家の家族に限って家庭崩壊している。そんな評論家
のいうことなど聞く必要はない。
(2) アメリカでも企業の不祥事は多発しているのだから、日本の企業の不祥事
もそれ程深刻に考える必要はない。
(3) 今まで検査した製品5個のうち、3個が不良品だった。既に7万個製造さ
れてしまっているが、どうも不良品ばかりのようだ。
(4) 今まで出会ったX国の人たちは皆、穏やかな優しい人ばかりだった。X国
というのは、戦乱や争いのない、さぞ平和な国なのだろう。
(5) プロの選手になるほどテニスを続けると、ラケットを握る方の腕が伸びて
しまう。一方の腕のみでラケットを握るテニスプレイヤーはみな、片方の腕
が長くなっている。
正解:1 【出題カテゴリ:主張者の属性を攻撃する問題】
本文は、要するに「事典の編集代表者たちが学会での主導権の掌握を動機とし
て事典を作っている」という小前提から、「そんな事典など、一顧だに値する
ものではない」という結論を導いている。この推論の大前提を考えると、「学
会の主導権の掌握を動機として作られた事典に価値はない」といった内容のも
のが考えられる。
これは、編集代表者たちの動機を検討することにより事典の価値を否定するも
のといえるが、事典の価値はその事典の内容を検討することにより判断される
べきである。本文はこの点で論理的誤りを含むものであるといえる。
そして、(1) は評論家のいうことを聞くべきか否かはその評論家の発言内容を
検討することによって判断されるべきであるのに、主張者の家庭が崩壊してい
ることを理由に発言内容を判断するという内容の大前提を用いているといえる。
これは、本文と同様の論理的誤りを含むものであるといえる。
よって、正解は(1)となる。
(1) 正解。上述の通りである。
(2) 不正解。企業不祥事はアメリカでも起こっているから、日本で起こっても
深刻に考える必要はないとする本肢は、論点のすりかえといわれるものであ
る。
(3) 不正解。製造された7万個についての判断を5個の検査結果から下すのは、
サンプルの数として少なすぎる。これは、性急な一般化といわれるものであ
る。
(4) 不正解。本肢は2つの論理的な誤りを含む。すなわち、【1】自分の出会っ
た人たちの特徴がX国全体に妥当すると(明示されてはいないが)している
ところ、【2】穏やかな優しい人ばかりなら、その国は戦乱や争いのない平和
な国であると(明示されてはいないが)しているところである。
(5) 不正解。本肢は、「プロの選手になるほどテニスを続けると、ラケットを
握る方の腕が伸びてしまう」という前提から「一方の腕のみでラケットを握
るテニスプレイヤーはみな、片方の腕が長くなっている」という結論を導き
出している。しかし、ラケットを握る方の腕が伸びてしまうのは、プロの選
手になるほどテニスを続けた場合であって、一般的な現象ではない。よって、
「(プロではないテニス選手も含めて)テニスプレイヤーはみな、片方の腕
が長くなっている」というのは言い過ぎである。
いずれにせよ、本文と同様の論理的誤りを犯しているとはいえない。
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★3 本日の1問
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今日の問題は、「同じタイプの誤謬」を選ぶ問題です。
ちょっと癖のある問題ですので、最初はとまどうかもしれません。ただ、この
タイプは日弁連法務研究財団主催の適性試験でよく出ていますので、最初は時
間をかけてでもかまいませんから、正解に至るまでの思考をしっかりと把握し
てください。
<問題>
選考委員:
今度の芥川賞受賞者の小説は一文一文全てが華麗である。
したがって、この小説は華麗だといえる。
この選考委員の論理と同じタイプの誤謬が存在する選択肢を、以下のうちから
1つ選べ。
(1) 左京区は社会福祉が充実している。ゆえに、左京区は暮らしやすい街であ
る。
(2) 左京区は京都市にある。大原は左京区にある。ゆえに、大原は京都市にあ
る。
(3) 関西に住んでいる人は皆素晴らしい。したがって、関西は素晴らしいとこ
ろである。
(4) 左京区は京都市の一部である。左京区には少なくとも1千人学生が住んで
いる。したがって、京都市には少なくとも1千人学生が住んでいる。
(5) 神が存在しないことを証明したものはいない。だから、神は存在する。
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★4 編集後記
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本日のコンテンツはいかがでしたか?
先週は3回目の新司法試験でした。
今年は受験者が6,261人との速報が来ております。
出願人数は7,710人が出願だったので、受け控えが1,500人程度も出た模様です。
皆さんが受験される頃には10,000人受験時代を迎えることとなりますが、
それまでに力を蓄えて、一発合格を勝ち取って下さいね。
法科入試受験生のためのメルマガ『Last30days』を今後とも宜しくお願い致し
ます。
では、また明日!
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